「一二三の食物に病無いと申します。
一二三の食べ方は一二三唱へながら噛む。四十七回噛んでから呑む。
これが一二三の食べ方頂き方です。
神に供へてから一二三の食べ方すれば何んな病でも治る。皆の者に広く知らしてやれよ。
心の病は一二三唱へる事に依りて治り、肉体の病は四十七回噛む事に依りて治るのざぞ。
心も身も分け隔て無いのであるが会得る様に申して聞かしてゐるのざぞ、取り違い致すでないぞ」
心の中で「ひふみ祝詞」を唱えながら47回噛み、「ん」で飲み込むことでヨハネとなります。
もちろん、一口食べるごとに正確に47回噛んで、必ず48回目に飲み込まなければならないということではありません。
「ひふみ祝詞」を唱えながら食べると約50回噛むことになるので、最低50回くらいは噛んで食べろということだそうです。
もちろん、普通に1~50を数えるよりも、「ひふみ祝詞」を唱えながら食べた方が大きなパワーを生み出します。
尚、「唱へ」の原文は「十七へ」となっていて、言霊学的に「十七」は「神成る」という意味なのです。
それを認識した上で、次の神示を見てください。
「一たべよ、二たべよ、食べるには噛むことぞ。噛むとはかみざぞ、神に供へてからかむのざぞ。
かめばかむほど神となるぞ」
よく噛んで食べる事で、主に以下の効果があります。
・消化酵素が働いて栄養の吸収を高め、内臓の調子が良くなる。
・パロチンという若返りホルモンが細胞を活性化させる。
・歯や骨を強化し、毛髪、生殖器などの機能維持に効果がある。
・農薬や添加物などの発ガン性物質を無毒化し、活性酸素を消去する。
・脳内の酸素供給量を増やして頭の働きが良くなり、精神安定にも繋がる。
「食物頂く時はよくよく噛めと申してあろが。上の歯は火ざぞ、下の歯は水ざぞ。
火と水と合すのざぞ。かむろぎ かむろみぞ。噛むと力生れるぞ。血となるぞ、肉となるぞ」
噛めば噛むほど神(火水)となり、吸収率が高まって血肉となるので食事量も少なくて済むのである。
また、短時間で食事を済まさないので満腹中枢も働く。
また、火は「陽」、水は「陰」で、噛めば噛むほど陰陽バランスがとれるため、
食事の陰陽バランスについて神経質になる必要はない。
噛めば噛むほど良いということは、一口食べる度に「ひふみ祝詞」を何度も唱えて、
200回、300回と咀嚼してドロドロになってから飲み込むことになる。
つまり、流動食の状態となって消化吸収が良くなるため、難病で胃腸の機能が低下している人にとっては
理想の食べ方である。また、不食に近づいていく為にも有効な方法だと思われる。
だが、食事改革は一気に進めると失敗する可能性が高い。
半日断食や少食を実践しているとしても、まだ普通に食事をして生きているわけである。
ドロドロになるまで噛みすぎると、胃の消化機能が低下してしまうと指摘している。
要するに、難病でもない人は、一口につき50回くらい噛めば十分だということである。
言うまでもないが、「食事中に言葉を発せよ」というのは、実際に言葉を発するという意味ではなく、
心の中で「ひふみ祝詞」を唱えながら咀嚼するということである。
「一二三とは一二三と云う事ぞ、言葉ぞ。言霊ぞ、祓いぞ、ウズぞ、スサナルの仕組ぞ。成り成る言葉ぞ」
(日月神示)ひふみ祝詞(CD『日月神示にもとづく祝詞集』より)