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自分でいられるように



自分の内側に目を向けて、 外側に影響されない、しっかりどっしりした、「自分」でいられるように。

マインドフルと言う言葉をよく見かけるようになりました。

実践法として様々は方法があります。

私は長年、座禅・瞑想・ヨガを毎日の習慣として行っています。

それは、もう、私の一部であり、私自身でもある。。と言えるかもしれません。

ある方から、マインドフルネスとはどういう状態ですか?

どうすればマインドフルネスになれますか?

っと質問された時に、

その漠然とした質問に、その方が、どういうことをマインドフルネスに

求めているのかを訪ねることがあります。

外側の世界と内側の世界

わたしたちが世界を認識する方法は、 外側と内側の二種類が、影響しているというように解釈できます。

客観的な外側の世界は、自分が他者と共有しているもの。 本日の天気、世界経済のニュース,世間の出来事に、 あそこの息子さんがどうしたとか。。

生きてれば、頑張って報われることもあるし、どうにもうまくいかないことも、 思いがけなくやってくる、棚ボタ的なラッキーなこともあります

落ち度がなくても、うっかり溝にはまったり、カラスに糞をかけられたり どうにもできない不可抗力なことも、どこかであります。

そんな外側の世界。

反対に、目を閉じて、気持ちを中に向けたときにつながる内側の世界は、 工業化以降のいわゆる先進国社会では、 「目に見えないもの=価値は少ない」と、軽んじられてきました。

この内側の世界は、どこに行ってもぴったり「ワタシ」についてくる親密なもの。 別の言い方をすれば、この内側の世界という色眼鏡を通じて 外側の世界とわたしたちはつながっている、という解釈も出来ます。

ここで支配する原則は「Doing(行動、~する)」でなく 「Being(存在、~ある)」

■やさしさ、思いやり、勇気、落ち着き、こだわらなさ などが調和のとれた状態をあらわす指標

■悲しみ、不安、ムカムカ、嫉妬、無気力、絶望、執着 などが乱れた状態をあらわす指標

内側の世界がぼんやりした 頼りないものだと 買い物や音楽、好きな人からのメールで一気に気持ちがハイになったり、 暗いニュースや、道行く人の心無い会話、雨天などでドッぷり落ち込んだりするのです。

とにかく、周り(外側の世界)によって自分の価値、 セルフエスティームが左右されたり、 何してもつまんなかったり、生きるのにワクワクしなくなったり。

しかし、逆にポジティブな内側の世界を大事に育てていくと、 多少、外の世界に揺さぶられるようなことがあっても 個人的にできごとをとらないで、ゆったり構えていられるようになってきます。

Yogaの練習・・・瞑想を大切な要素として含むそれは、 この誰もの内側にある世界を 耕すこと、ガーデニングにしばしば例えられます。

気持ちを向けて、内側を感じることからスタートし つっかえてるところに呼吸とやさしさを向けて、 自分の中にある神性さが、のびのび発揮できるようにしてあげること。

それは、難しい特別なことではなくて、 人が生まれたときからもっていて 日常の中で忙しくてちょっと遠ざかっている、本来ナチュラルな状態だと思います。

滞ってる箇所があると、その自然なフロウを感じにくいから、Yogaをします。 アーサナで身体を開く、ナーディー(エネルギーの通る流れ)を 感じ、気持ちを向けて、呼吸を通す。

そうすることで、自然の叡智が顔を出し、 状況に左右されない、自分の基本的ハッピネスにつながることができる・・・ のではないかと。。

みなさんも、自分の内側に目を向けて、 外側に影響されない、しっかりどっしりした、「自分」でいられるように。

私は、あまりにも、外側に左右されなさすぎて、どこにいるのか、 わからなくなってしまうことも ありますが、それでも、宇宙に、ちゃんと、自分が存在しているので、

気持ちいい・・と思うのです。(笑)

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